製品情報・動画
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少しいびつさのあるガラスのコップ。氷とともに炭酸水を注ぎ、しゅわしゅわと泡立つ様子を眺めつつ沖縄の海に思いを馳せる― ― 。残暑厳しいこの季節、食卓から涼を演出するのも素敵です。
大量生産の工業品があふれるなか、手吹きでつくられる「琉球ガラス」のコップは手仕事ならではのぽってりとした厚みが特徴。原料の再生ガラス由来の気泡や素朴な色合いも魅力です。
沖縄本島を中心に生産される琉球ガラスが本格的につくられるようになったのは戦後のこと。アメリカ兵が捨てたジュースや酒の空き瓶を溶かしてつくり直したのが原型です。新しい原料を使いデザインを施した製品も増えるなか、沖縄最古のガラス工房、奥原硝子製造所では再生ガラスにこだわってシンプルな手吹きの製品をつくり続けています。癖のない形は日常使いにぴったり。さて、今日は何を入れて飲みましょうか?
約4㎜の厚みが手に優しく馴染む、奥原硝子製造所の「筒型コップ」。手仕事ゆえの不ぞろいなサイズもご愛嬌です。各1,430円(税込み)/日々の暮らし
https://www.hibinokurashi.com/
La Finestra Vol.22より転載